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2018/02/20 19:20
NHKが「Zero Carbon Ahead」日本語版をBS1で報道
2017年12月17日放送の「激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃」の
先駆けになったNHKの海外向け番組シリーズ「Zero Carbon Ahead」の
日本語版がBS1で放送されます。

 2018年2月26日(月)23:00
    3月 5日(月)23:00
    3月12日(月)23:00

元の英語版については以下のリンクを参照ください。

Zero Carbon Ahead Part 1 - Investment Climate
 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/special/episode/201706110810/
 https://www.youtube.com/watch?v=8zoMO4vO4SU

Zero Carbon Ahead Part 2 - Energy Transition
 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/special/episode/201706180810/
 https://www.youtube.com/watch?v=EN_612aRtK0

脱温暖化番組“Zero Carbon Ahead ”、6月11日(前編)、
18日(後編)NHKワールド(英語放送)で放送
 http://jfej.org/info/%E8%84%B1%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E7%95%AA%E7%B5%84zero-carbon-ahead-%E3%80%81%E4%BB%8A%E6%9C%8811%E6%97%A5%EF%BC%88%E5%89%8D%E7%B7%A8%EF%BC%89%E3%80%8118%E6%97%A5%EF%BC%88/


参考:欧州の脱炭素化の動き(追記2)
  http://log.jwpa.jp/content/0000289553.html

2018/02/19 23:00
外務省の有識者会議が再生可能エネルギー開発支援を提言
河野太郎議員はエネルギー問題に対して独自の見識を持つ事で有名です。
外務大臣就任に伴い、有識者会合を組織して、今の日本政府のエネルギー政策
に一石を投じています。

【関連報道】
「日本外交の隘路」河野太郎外相諮問の気候変動に関する有識者会合が
政府のエネルギー政策を批判 2月19日 産経新聞
 http://www.sankei.com/politics/news/180219/plt1802190033-n1.html

気候変動 に関する有識者会合にて,河野大臣にエネルギーに関する提言
が提出されました。 2月19日 外務省気候変動課Twitter
 https://twitter.com/CCMofa_Japan/status/965539944419569664

“再生可能エネルギー開発支援で貢献を” 有識者会合が提言、2月19日 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/k10011335401000.html
・河野大臣は「世界的なルールが変わる中、日本も先取りして対応しなければならない。
 気候変動の影響に危機感を感じている国は多く、日本の外交も問われている。
 政府の中の議論にしっかり役立てていきたい」と述べました。

河野太郎外相「このままにしておくのは好ましくない」
日中外相の外国訪問件数の差に危機感 2月20日 産経新聞
 http://www.sankei.com/politics/news/180220/plt1802200014-n1.html
・河野氏が諮問した外務省の「気候変動に関する有識者会合」の提言が、
 原子力発電所の再稼働を推進する政府方針と異なることについて
 「有識者に自由に国際的な動向や幅広いデータに基づいた議論をしてもらった。
 1から10まで政府と同じ見解にならなくても当然だ」とした上で
 「政府内の議論で参考にしたい」と話した。

【出典】
◆第8回(大臣主催第2回)気候変動に関する有識者会合 2月19日 外務省
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page22_002958.html
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000335203.pdf

【外務省の気候変動に関する有識者会合の動き】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page4_003622.html
◆第1回気候変動に関する有識者会合(結果)(1月9日)
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page4_003621.html
○「第一回 気候変動に関する有識者会合」河野外務大臣挨拶 1月9日 外務省
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000323810.pdf
○第一回の発表資料
 「エネルギー転換」に向かう世界と日本 事前エネルギー財団
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000323638.pdf
 世界の電力市場見通し Bloomberg
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000323639.pdf
○第二回(1月17日)の発表資料
 風力発電の世界トレンドと日本の課題 GE
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000325589.pdf
 洋上風力発電の世界動向と日本が学べること 三菱Vestas
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page22_002932.html
関連報道:河野太郎外相じわり独自色 国際会議出席に有識者会議設置と
 再生可能エネ推進に意欲…狙いは「脱原発」? 1月14日 産経新聞
 http://www.sankei.com/politics/news/180114/plt1801140022-n1.html

【次の動き:在外公館職員の啓発】
◆平成29年度エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議の開催
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005649.html
 ○開催日・場所:2018年2月19日~21日 外務省本省
 ○参加者:エネルギー・鉱物資源の安全保障確保に関係する17か国・地域に所在する
      在外公館で当該業務に従事する職員。関係省庁・機関,有識者,企業等も参加。
※この会合でも三菱Vestas等の風力関係企業がプレゼン発表します。

【その他の過去の動き】
河野太郎外相、国際再生エネ(IRENA)総会で日本批判 低水準に「嘆かわしい」
2018年1月14日 産経新聞、読売新聞、毎日新聞
 http://www.sankei.com/world/news/180114/wor1801140023-n1.html
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180114-OYT1T50109.html
 https://mainichi.jp/articles/20180115/k00/00m/010/071000c

IRENA発行「再生可能エネルギー導入における入札制度の動向」レポートの概要
2017年12月7日 外務省が翻訳して掲載
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/es/page25_001122.html

2018/02/16 20:20
WindExpo2018 前後の関連イベント

JWPAは2017年2月28日~3月2日に東京ビッグサイトで開催される WindExpo2018 を共催。
同展示会でのJWPAの展示ブースの場所は東5ホールの E37-28 です。
隣が洋上風力セミナーの会場になります。

WindExpo2018
http://www.windexpo.jp/

基調講演と専門セミナーのプログラム(JWPA会員の日立、大林組、ユーラスエナジーも発表)
http://reed-speaker.jp/Conference/SE/2018/top/?id=WD&gid=12&lang=jp

洋上風力セミナーのプログラム(JWPA会員も多数発表)
http://d.wsew.jp/Tokyo-2018/Exhibitor-Seminar/?gc_category=394555

会場内出展社ブース位置全体図(風力発電ゾーンは中央下)
http://www.wsew.jp/RXJP/RXJP_JREW/documents/2018/jp/SEW18_MAP_J_0209.pdf?v=636540893586875716


展示会前後の関連イベントは以下の通りです。

【展示会場内でのイベント】

1.洋上セミナーでの発表
 日時:2月28日(水)16:00-16:40
 場所:展示場内(東5ホール)の洋上風力発電セミナーの発表コーナー
 内容:JWPA洋上TF長の加藤仁氏が「洋上風力発電導入推進に向けた提言」を発表します。
    最近決まったのでリード社パンフには未掲載です。
 申込:無料、事前登録は不要です。

2.デンマーク風力発電白書(日本語版)発行記念イベント
 https://stateofgreen.com/files/download/3301
 日時:2月28日(水) 10:30~11:00
 場所:展示場のデンマーク・パビリオン(東5ホール、E38-8)
 内容:大使挨拶、同国風力協会(DWEA)による白書の概要紹介、MHII Vestasもゲスト参加。
    逐次通訳、デンマーク製品が当たる抽選会あり
 申込:無料、登録不要。

3.オランダ風車輸出協会(HHWE)のLunch Party
 2月28日(水)と3月1日(木)の昼頃にDUAM DESKオランダブース(E53-42)で軽食を無料提供。

【会場外での関連行事】

4.オランダ洋上風力セミナー
 http://jwpa.jp/pdf/20180226_HollandSeminarInv.pdf
 日時:2月26日(月)14:00~17:40
 場所:オランダ大使館(神谷町) 東京都港区芝公園3-6-3
 主催:オランダ大使館、オランダ風車輸出協会(HHWE)。 JWPAも協賛
 内容:上リンク参照。
 申込:無料、但し上リンク内のRose女史に要連絡。
    定員50人なので1社2人以内でお願いします。

5.デンマーク風力発電O&Mセミナー
 http://jwpa.jp/pdf/20180228_DenmarkWindSeminar.pdf
 日時:2月28日(水)15:00~17:30 以後は懇親会
 場所:デンマーク大使館(東急代官山駅から徒歩約7分)
 主催:デンマーク大使館 投資部。 JWPAも協力。
 内容:①デンマークの風力発電の最新動向の紹介(大使館員)
    ②世界の洋上風力発電の動向(MAKE Consulting)
 申込:無料。但しデンマーク大使館 投資部 中島 (メール:kennak@um.dk
    電話:03-3780-8741) 宛に各自で申込み願います。
    定員20人弱なので原則は1社1人でお願いします。

6.MAKE社による世界の風力発電動向紹介のセミナー 【注意】
 http://jwpa.jp/attendance/form.php?k=2018-Mar_MAKE
 日時:3月1日(木) 13:30~15:00
 場所:JWPA大会議室
 主催:JWPA国際部会
 内容:世界の風力発電の市場と技術の動向(上リンク)
 申込:無料、先着40名、登録は上リンクから。
   (2/22時点で34人の応募あり。大幅超過なら会場変更します。)

7.GWEC Steve Sawyer事務局長との懇談会
 http://jwpa.jp/attendance/form.php?k=20180305_GWEC_Sawyer
 日時:3月5日 (月)15:00~16:00
 場所:自然エネルギー財団 会議室
東京都港区西新橋1-13-1 DLXビルディング 8F TEL 03-6866-1020(代表)
 アクセス http://www.renewable-ei.org/info/access.php
 内容:世界の風力発電の動き。特に価格低下の風力産業界への影響について。
 申込:JWPA会員に限る。無料、事前登録(上リンクから)が必須です。

2018/02/14 23:50
世界の風力発電は540GWになりました(GWEC発表)

世界風力協会(GWEC)が世界の風力発電の統計速報を発表しました。
2017年末で累計540GW、新規52.6GW/年です。新規は2016年の54.6GW/年からは -4%。

国別では、
累計は、1位:中国188.2GW(35%)、2位:米国89.1GW(17%)、3位:ドイツ56GW(10%)。
新規は、1位:中国 19.5GW(37%)、2位:米国 7.0GW(13%)、3位:ドイツ 6.6GW(13%)。

日本は、累計 3,400MW(世界19位・0.63%)、新規177MW/年(撤去含まず。世界23位以下・0.33%)です。
新規では、南アフリカ(漏れ・621MW) 、アイルランド(12位・426MW)、デンマーク(13位・342MW)、カナダ(14位・341MW)、ウルグアイ(15位・295MW)、ギリシア(16位・282MW、Rest of Europe内)、イタリア(17位・252MW)、豪州(18位・245MW)、タイ(19位・218MW)、パキスタン(20位・200MW)、スウェーデン(21位・197MW)、オーストリア(22位・196MW)に負けています。

洋上風力は累計18,814MW・新規4,331MW/年。新規は2016年の2,219MW/年から倍増。
英国が累積6,836MW(世界1位)・新規1,680MW/年(1位)、ドイツが5,355MW(2位)・1,247MW/年(2位)、中国は2,788MW(3位)・1,161MW/年(3位)、デンマークが1,271MW(4位)、オランダが1,118MW(5位)、ベルギーが877MW(6位)・165MW/年(4位)、ベトナムが99MW(7位)、フィンランドが92MW(8位)・60MW/年(5位)、日本が65MW(10位)・5MW/年(7位)。

Global Wind Statistics 2017 2月14日 GWEC発表
http://gwec.net/global-figures/graphs/
http://gwec.net/wp-content/uploads/vip/GWEC_PRstats2017_EN-003_FINAL.pdf


【GWEC以外でも主要国で統計報告が発表されています。】

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
Renewable Power Generation Costs in 2017、1月 IRENA発行
http://www.irena.org/publications/2018/Jan/Renewable-power-generation-costs-in-2017
http://www.irena.org/-/media/Files/IRENA/Agency/Publication/2018/Jan/IRENA_2017_Power_Costs_2018.pdf

欧州風力(WindEurope)
Wind in Power 2017、2月13日
https://windeurope.org/about-wind/statistics/european/wind-in-power-2017/
https://windeurope.org/wp-content/uploads/files/about-wind/statistics/WindEurope-Annual-Statistics-2017.pdf

欧州洋上(WindEurope)https://windeurope.org/wp-content/uploads/files/about-wind/statistics/WindEurope-Annual-Statistics-2017.pdf
Offshore wind in Europe grew 25% in 2017、2月6日
https://windeurope.org/newsroom/press-releases/offshore-wind-europe-grew-25-2017/
https://windeurope.org/wp-content/uploads/files/about-wind/statistics/WindEurope-Annual-Offshore-Statistics-2017.pdf

米国風力(AWEA)
2017 U.S. Wind Industry Market Reports
https://www.awea.org/2017-market-reports
http://awea.files.cms-plus.com/FileDownloads/pdfs/4Q%202017%20AWEA%20Market%20Report%20Public%20Version.pdf

米国洋上
The 2017 Offshore Wind Market in the USA、Offshorewind Biz
 https://www.offshorewind.biz/2017/02/16/the-2017-offshore-wind-market-in-the-usa/
National Offshore Wind Strategy, 米国内務省海洋エネルギー管理局(BOEM)
 https://www.boem.gov/National-Offshore-Wind-Strategy/

2018/02/14 15:40
日立製作所が台湾電力の彰化洋上風力(109.2MW)に風車供給へ
台湾電力が台湾中部西岸で進めている洋上風力開発(台電第一期離岸風電計畫)に
日本の日立製作所の5.2MW風車HWT5.2-136が採用されました。
日立風車の海外進出はこれが初事例です。
(注:富士重工の頃にNEDOプログラムで40kW風車をミャンマーに納入した前例あり。)

台湾電力、日立の落札発表 洋上風力で初 ベルギー社と920億円
日本経済新聞 2018年2月13日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26859340T10C18A2FFE000/
・総額は249億台湾ドル(約920億円)
・2018年に中西部・彰化県沖にある設置予定海域の調査を実施し、
 2019年から風車等を製造。2020年に建設を本格化し、同年末の運開を目指す。

Hitachi nears 7m-plus deal for wind turbines with Taiwan
2018年2月10日 Asian Nikkei
https://asia.nikkei.com/Japan-Update/Hitachi-nears-827m-plus-deal-for-wind-turbines-with-Taiwan

台湾電力の洋上風力発電、日立が共同落札 2月14日 ラジオ台湾
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=82484

【台湾電力の発表(中国語)】
台電離岸風電第一期計畫決標 目標2020年底併聯發電、2月13日 台湾電力
https://www.taipower.com.tw/tc/news_info.aspx?id=1316&chk=82a3bfdc-ba11-4c91-aae9-b69cda4dd694&mid=17

【4C Offshoreの洋上風力データベースのサイト情報】
Changhua ー pilot - Taipower offshore wind farm (彰化離岸風場)
http://www.4coffshore.com/windfarms/changhua---pilot---taipower-taiwan-tw24.html
 ・日立 HTW5.2-136×21台=109.2MW、ジャケット基礎
 ・水深 15-26m、離岸距離 6km
Events on Changhua ー pilot - Taipower(進捗記載)
http://www.4coffshore.com/windfarms/project-dates-for-changhua---pilot---taipower-tw24.html
 ・14-Feb-2018 Tender Process: It is expected that the Jan de Nul and Hitachi partnership will be officially awarded EPC contract. Jan de Nul will be responsible for installation, with Hiitachi providing their 5.2 MW turbines.
 ・31-Jan-2018 Tender Process: Jan de Nur and Hitachi partnership EPC contract after four bidding rounds, theirs was the only bid, Jan de Nul will be responsible for installation, with Hitachi providing their 5.2 MW turbines. It is expected that official project award will be made on 14th February 2018, after contract review.


参考1:WindEXpo2018の専門技術セミナーで2月28日(水)9:30~ 日立製作所の佐伯満氏が
   「洋上向け大型風力発電システムの技術開発」の講演を行います。(要事前登録)
  登録: http://reed-speaker.jp/Conference/SE/2018/top/?id=WD&gid=12&lang=jp
  日立の展示: http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/02/0214a.html
         http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/02/0214a.pdf
         http://www.hitachi-capital.co.jp/hcc/newsrelease/2018/20180216.pdf

参考2:台湾の洋上風力の最近の動向(重化学工業通信社の解説記事。2月8日版)
   http://jwpa.jp/pdf/JKnews_20180208.pdf


2018/02/14 07:45
洋上風力発電の導入推進に向けた提言の公表について(予告)
・日本風力発電協会(JWPA)では、日本における洋上風力発電の
 導入推進に向けた提言の取りまとめを行っています。

・提言は、2月28日から開催されるWind Expo2018(国際風力発電展)
 で公表の予定です。http://www.windexpo.jp/
  ○日 時:2月28日(水) 16:00~16:40
  ○場 所:展示場内(東5ホール)セミナースペース

・提言の公表に向けて、提言の要約を掲載しますので、参考に
 していただけると幸甚に存じます。
http://jwpa.jp/k5u8z6e6/gfisf4vk/180214_offshore_proposal_s.pdf

                     JWPA洋上風力
                     タスクフォース
2018/02/06 23:06
欧州風力協会が2017年洋上風力報告書を発表

欧州風力協会WindEurope と世界風力会議GWEC が洋上風力発電の最新統計を発表しました。
欧州では、累計で15.78GW(日本の風力全体の4.6倍)、新規は3148MW/年(過去最大)、
世界全体では、累計18.814GW、新規は4331MW/年(過去最大)です。

国別順位(欧州内)
累計:1位英国6835MW・1753基、2位ドイツ5355MW・1169基、3位デンマーク 1266MW・506基
新規:1位英国 1679MW/年、2位ドイツ 1247MW/年、3位ベルギー 165MW/年

欧州外では、中国が累計 2788MW(世界3位)、新規 1161MW/年(同3位)です。
日本は累計 65MW・29基(世界10位)、新規 5MW・1基(同7位)です(GWEC調査)。
累計ではベトナム(99MW)とフィンランド(92MW)に抜かれて2個ランクダウンしました。

出典1:Offshore wind in Europe grew 25% in 2017、2月6日 WindEurope発表
https://windeurope.org/newsroom/press-releases/offshore-wind-europe-grew-25-2017/
https://windeurope.org/wp-content/uploads/files/about-wind/statistics/WindEurope-Annual-Offshore-Statistics-2017.pdf

出典2:GWEC Global Statistics 2017、2月14日 GWEC
http://gwec.net/global-figures/graphs/
http://gwec.net/wp-content/uploads/vip/GWEC_PRstats2017_EN-003_FINAL.pdf

2017年の洋上風車メーカシェアは、1位 Siemens 1487MW・47%、2位 MVOW 842MW・27%、3位 Senvion 443MW・14%、4位 Adwen 350MW・11%
https://pbs.twimg.com/media/DVWbC3nXkAA6gqE.jpg


一方、2017年の洋上風力への新規投資(75億ユーロ/年)は前年比(182億ユーロ/年)60%減です。
落札価格急落の影響が出ているのかも知れません。。

New Offshore Wind Investments Drop 60% in 2017、2月6日 Offshorewind Biz
https://www.offshorewind.biz/2018/02/06/new-offshore-wind-investments-drop-60-in-2017/


フランスは2020年から洋上風力の大量導入を始め、2030年累計4.3GWを目指します。

フランス、2022年に洋上風力発電で首位か 2月7日 NNA
https://www.nna.jp/news/show/1722941
出典:France Set to Become a European Offshore Wind Powerhouse by 2022 2月6日 Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-02-06/france-set-to-become-a-european-offshore-wind-powerhouse-by-2022


なお日本では、一般海域の洋上風力開発の法制化が検討されていますが、
同時にFITから入札制に移行させる提案が2月7日の調達価格等算定委員会で示されています。
(資料2の意見案のP25)

・調達価格等算定委員会(第36回)‐配布資料(2月7日開催)
 http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/036_haifu.html
 http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/036_02_00.pdf

インフラ整備と量産化が実現していない段階での電力買取価格による入札制移行は、
折角の洋上風力市場を殺してしまう可能性が強いです。

2018/01/29 23:00
京都大学の送電系統に関するシンポジウムと関連報道
1月29日(月)に東京大手町のサンケイホールで、
第2回 京都大学再生可能エネルギー経済学講座シンポジウム 「送電線の有効利用を目指して:電力インフラ有効利用のための方策 -送電線は空いていないのか?-」
が開催されました。
日本の送電線の現在の運用状況について、実際の公開データに基づく分析結果が紹介されました。
今後の日本版の「コネクト&マネージ」による再生可能エネルギーの連系拡大に繋がる研究です。

【プログラムと発表された資料のPDF】
シンポジウム 2017年度第2回 再生可能エネルギー経済学講座 シンポジウム
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/event/sympo2017-2

【京都大学の関連サイト】

送電線空容量および利用率全国調査速報(その2) 2018年2月1日
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/occasionalpapers/occasionalpapersno60

送電線空容量および利用率全国調査速報(その1) 1月27日
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/occasionalpapers/occasionalpapersno59

送電線空容量に潜む本質的な問題 2017年10月26日
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/occasionalpapers/occasionalpapersno49

【経済産業省資源エネルギー庁による解説】

送電線「空き容量ゼロ」は本当に「ゼロ」なのか?~再エネ大量導入に向けた取り組み 2017年12月26日
http://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/akiyouryou.html
※上リンクは「現在の運用ルールの下では妥当性がある」という説明内容です。
 京都大学のシンポでの発表では「現在の運用ルール自体の妥当性」について、統計分析結果に
 基づく複数の視点から、経済合理性に欠けるのではないか、新規産業の参入障壁にならないか、
 と問いかけられていました。


<<関連報道>>
送電線 9割空きも 東北電力“将来の原子力など考慮” 2月1日 赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-01/2018020101_01_1.html?_tptb=400

九州で余った再生エネ 本州への送電3倍 経産省と九電、回線を有効利用 1月28日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2623839027012018EA2000/
http://eco-shinrai-service.com/%E7%B5%8C%E7%94%A3%E7%9C%81%E3%81%A8%E4%B9%9D%E9%9B%BB%E3%80%80%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E3%81%A7%E4%BD%99%E3%82%8B%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%80%80%E6%9C%AC%E5%B7%9E%E3%81%B8%E9%80%81%E9%9B%BB/

送電線利用率14%でも風力発電に空きなし? 2018年1月31日 HBC北海道放送(動画)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00000008-hbcv-hok

送電線 実際には利用率低い 京大研究者が発表 1月29日 NHK(動画)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180129/k10011307101000.html

送電線、実はガラ空き 再生エネに冷たいシステム
2018年1月29日 テレビ朝日(ニュース動画)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000119753.html?r=rss2&n=20180129192612
http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000119783.html?r=rss2&n=20180130002011

東北電、再生エネ調達拡大 送電の「空き」やりくり 1月29日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26270830Z20C18A1MM8000/
https://plaza.rakuten.co.jp/mt1188/diary/201802010000/

送電線空容量問題を総括する 1月15日 環境ビジネス(無料登録すれば閲覧可)
https://www.kankyo-business.jp/column/016426.php

風力発電、送電線が壁 事業者負担は独の3倍 1月7日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25421110X00C18A1SHA000/
https://newspicks.com/news/2734306/

日本の基幹送電線 本当はガラガラなの?/満杯で自然エネルギーは入らないというが、実は…
2017年11月22日 森林文化協会
http://www.huffingtonpost.jp/shinrinbunka/power-line_a_23282434/

「空き容量ゼロ」東北電力の送電線、京大が分析すると… 2017年10月10日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASK9X3FPTK9XULZU005.html


補足:原子力推進&再生エネルギー否定が持論の方々が、実際のシンポの内容をよく把握
   せずに反論して、今回シンポの中心人物の安田特任教授に返討ちにあっています。

 反論:http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/cat_50048354.html
    https://ja-jp.facebook.com/IkedanobuoBlog/posts/1823395624361074
    https://togetter.com/li/1194852
 論破(1月30日頃):https://twitter.com/yohyasuda


2018/01/25 23:34
虎ノ門ヒルズで 3rd Asia Offshore Wind day at Tokyo が開催されました
1月25日(木)に虎ノ門ヒルズで洋上風力発電の国際会議 3rd Asia Offshore Wind day が開催されました。海外勢を中心に約400人が参加。アジア地域(特に台湾)の洋上風力開発に関して29件が発表されました。
主催はアジア風力エネルギー協会(AsiaWEA、2016年12月発足)で、今回が3回目です。
JWPAも日本の洋上風力発電の現状を発表しました。
他に日本からは、ユーラスエナジー、日本開発銀行、東京大学(浮体式)から発表あり。

発表資料のリスト
http://jwpa.jp/pdf/20180125_AsiaOffshoreWindDayPresenList.pdf

発表の様子
https://twitter.com/AsiaWindEnergy/status/956416644842110976
https://twitter.com/AsiaWindEnergy/status/956314972794966016
https://twitter.com/AsiaWindEnergy/status/956426425719926784

全体の様子
・台湾に関する発表が一番多く、他は中国、韓国、日本、豪州など。
 (韓日の開催実績から見ると、開催国に関する発表は少し増える様子。)
・発表者は海外の著名な企業が多い。
・自社宣伝の発表は、前回韓国ソウルと今回東京で内容に大差なし

今回発表での注目点
・No.27 Saitec社とUniversity社が日本で浮体式洋上(400MW、山口県小串沖)を開発中
・No.28 フランスで各24MW規模の浮体式洋上実証が4件(大西洋側1、地中海側3)進行中
・残念ながら最後の座談会では、「日本市場は、目標が小さく、制度も未整備で、
 予見性が悪いので、事業リスクが大きく、投資家から見て魅力的ではない。」と総括。

2018年の今後のAsiaWEA関連のイベント(予定)
・4月 シンガポール International Offshore Wind Industry Round Table
・5月 インド ニューデリー India Offshore Wind Event
・6月 ベトナム ホーチミン Vietnam Offshore Wind Event
・9月 台湾 台北 4th Asia Offshore Wind Day
・10月 豪州 メルボルン Australia Offshore Wind Event
・11月 シンガポール Annual Asia Wind Energy Conference 2018

以上

2018/01/24 23:31
中国風車メーカSinovelの産業スパイ事件が終局に近づく
中国の風車メーカSinovelが技術供与元の米国企業AMSC/Windtechを産業スパイした事件。
2011年に発覚した、世界の風車業界では有名な知財侵犯です。
スパイ小説のようですが、本当にあった色々な面でひどい話。

【最新報道】
中国風車製造大手(華鋭Sinovel)、米企業秘密の窃盗で有罪 2018年1月26日 産経Biz
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/180126/mcb1801260500012-n1.htm
英文記事:
 China's Sinovel convicted in U.S. of trade-secret theft、1月24日 ロイター
  https://www.reuters.com/article/us-sinovel-wind-gro-usa-court/chinas-sinovel-convicted-in-u-s-of-trade-secret-theft-idUSKBN1FD2XL
 China's Sinovel Convicted in U.S. of Stealing Trade Secrets、Bloomberg
  https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-01-24/chinese-firm-sinovel-convicted-in-u-s-of-trade-secret-theft
 Chinese Firm Found Guilty of Stealing Wind Technology from U.S. Supplier、MSN
  https://www.msn.com/en-us/finance/companies/chinese-firm-found-guilty-of-stealing-wind-technology-from-us-supplier/ar-AAv8xF9
 AMSC Provides Update on Landmark Conviction of Sinovel、1月29日 AMSC社発表
  http://ir.amsc.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=1055599

【現在までの経緯】
前段
① 中国政府は2000年代初頭に風力発電を導入を始める際に70%の現地調達率規制を制定。
  海外企業の参入抑制と国内メーカの育成を図る。(米国商務省の圧力で2009年10月に撤廃)
② 中国風車メーカは欧米企業(風車メーカや設計コンサル)から技術供与を得て風車製造を開始。
③ しかし設計図面入手後は、勝手に改変して以降のライセンス料を払わない悪習が横行した。

技術供与開始
④ 米国AMSC/Windtech社は 中国華鋭Sinovelに技術供与する際に、契約打切の予防策として、
  制御ソフト(LVRT等)を暗号化して現物支給(Black box化)する工夫で支払継続を確保。
⑤ Sinovel社は中国市場で急成長して、2010年には世界シェア2位(4386MW/年、累計は10GW)
  まで躍進。海外進出も開始した。 AMSC社にとっても最大の顧客になった。 *1

契約破棄と産業スパイ発覚
⑥ 2011年3月Sinovel社が突然、AMSC社との契約を破棄、制御系の内製化を開始。
  AMSC社は売上急落で経営危機に陥る(約8億ドルの損害)。 *2
⑦ 6月にAMSC社技術者が密かに新製Sinovel風車を調べてID番号の無い制御ソフトを発見。*3
⑧ 調査会社(探偵)による情報漏洩源の調査で、AMSC社のオーストリアの子会社社員の
  Dejan Karabasevic(3月に辞表提出)が制御ソフトのソースコードを違法に入手して
  いたと判明。*4  Sinovel幹部との通信履歴(SkypeとE-mail)も入手された。 *5
⑧ 9月に犯行社員が逮捕されて、「SinovelにCash&Womenで買収されていた」と白状。*6
  結局、2011年後半にオーストリアで懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を受けた。
 (注:当初求刑の懲役20年より軽いので、司法取引等があったのかもしれません。)

訴訟へ
⑩ AMSCがSinovelを産業スパイと損害賠償(10億ドル以上)で告訴(米中双方)。
⑪ Sinovel社は海外進出で米国に風車を輸出していた(米国内に実害が出た事案) *7
  のが仇となり、米国裁判所にも管轄権が生じた。
⑫ 中国での訴訟は第一審ではAMSCが敗訴(国際紛争では自国贔屓の判決が出易い)
  しかし上告後の上級審では証拠が余りに明白で悪質だったため、Sinovelが敗訴。
⑬ Sinovel社は海外事務所を撤廃して中国国内だけの商売に戻る。
⑭ Sinovelは業績急落。上層幹部が次々辞職。 *8
⑭ キャシュ不足で債券償還ができなくなり(不渡発生)、上海証券市場で管理ポスト入り。
  しかし地方政府とコネがあるので倒産せずに生き残る。
⑮ 今回、米国の裁判所でも陪審から有罪評定。
  トランプ政権の対中国強硬策の槍玉にあげられる。 *9
  司法省はAMSCが株主資本10億ドル以上と約700人の雇用を失ったと評価。
⑯ 刑事罰と損害賠償の詳細は4~6月頃に判決が出る見込み。

*1 2011年3月までに1億ドル以上、以降の将来見込は7億ドル以上

*2 Chinese firm paid insider ‘to kill my company,’ American CEO says、2013年8月6日 NBC News
  https://www.nbcnews.com/news/other/chinese-firm-paid-insider-kill-my-company-american-ceo-says-f6C10858966

*3 暗号無効化と試験運用期間(2週間)の無限延長の2点が改竄されていた。
  AMSC/Sinovel industrial espionage thriller takes a procedural detour, threatening U.S. criminal prosecution、2013年9月9日
  https://www.lexology.com/library/detail.aspx?g=c06d91c6-1d63-4fb0-a1a7-d803bf90ef60

*4 セキュリティ権限を持つ同僚に偽メールを送って米国内のサーバからオーストリアに
  ダウンロードさせた。詐欺に近い手法(一種のSocial hack)と思われる。

*5 犯行社員とSinovel幹部の通話記録の例
  Mr. Karabasevic chatted with a Sinovel executive about modifying AMSC’s software.
  “If you succeed, Sinovel can separate from AMSC,” Mr. Karabasevic.
  “I need your strong help,” the Sinovel executive replied.
  “All girls need money. I need girls. Sinovel needs me,“ Mr. Karabasevic.
  “Best man. like Superman...haha,“ the Sinovel executive.
  “Yes, superman,“ replied Karabasevic.

*6 Sinovelは報酬170万ドル、女性(ハニートラップ)、逢引用の北京のアパート、を提供。
  報酬は8月に犯人の別のガールフレンド(ベトナム人Cabin Attendant)の口座で受取る。

*7 2010年12月に米国マサチューセッツ州水資源公社のボストン郊外の排水ポンプ場に1.5MW
  風車を納入。基礎工事不良や着氷検知システム不調でもトラブルがあったそうです。

*8 在職中に米国で有罪判決が出ると、以後は米国に入国できなくなる(逮捕される)ため、
  会社を見捨てて個人的な保身に走ったもの。

*9 トランプ米大統領、中国に巨額の罰金検討 知的財産権侵害で報復、2018年1月17日ロイター
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011800319